Kindle paperwhite(10世代目)の良い点、気になる点

電車通勤なので車内でApp版Kindleを使って本を読んでいました。

一緒の時間に電車に乗るおじさまがKindleを使っており
いいなぁーと思い、数ヶ月前から欲しくて目を付けていて
サイバーマンデーで安くなったので、やっとこさ購入しました。

漫画も読むのでドーンと大きい32GBモデル(広告なし)です。

セール中の今がお得

11月に発売された新モデルが、
サイバーマンデー中に限り4000円OFFです。
(2018年12月11日まで)

季節毎に実施されるアマゾンのタイムセールで
アマゾンオリジナルのデバイスが安くなるので、待った甲斐がありました。

キャンペーン情報の有無はどっちが良いの？

キャンペーン情報の有無で2000円違いますが
おすすめは広告なし版です。

買わせておいて広告出すとはけしからん！とか
金額に釣られて広告なし版を買いがちですが
長く使ってくうえでのストレスが段違いです。

カバーを開いて画面を復帰する度にスワイプで
広告を消さなきゃいけないとかやってられません。

ちなみに、数年前には問い合わせて差額を払えば
広告を解除してもらえたようですが、今はしていないようです。
後で広告を外せばいいや。という考えで購入する方はご注意を！

開封の儀

日曜日に配達予定になっていましたが、
我が家の近所にアマゾンの倉庫があるおかげか
頼んだ翌日に届きました。すごいぜハズ･･･アマゾンプライム！

青の薄い箱に入っていて、中身を取り出すとまた箱が出てきます。

さすがアマゾン、箱が好きですね。

内側の黒い箱には、Kindleお馴染みのKindle坊や(仮称)が施されています。

内容物はこの通り。
各国の注意書きの書かれた冊子と
電源の入れ方と充電の仕方がイラストで描かれた紙が一枚。
充電用のケーブルが1本と本体が1台です。

AC100VをUSBに変換するアダプタは付属しないので注意しましょう。

今のご時世なら、一家に数個はAC-USB変換器があると思いますが･･･
無い人は合わせて買っておきましょう。

E inkの実力はいかほど？

本体には最初から電源の入れ方が表示されています。

一度印字してしまえば電力の消費が無いというE-inkならではの表示方法です。

スマホとは全く違う文字の質感です。
近いといえば、最近流行の電子メモパッドでしょうか。

電子メモパッドとKindleは文字を表示する仕組みが全く違いますが
電気が流れていなくても表示状態を維持できるには変わりないようです。

Kindleは電気泳動方式、電子メモパッドはコレステリック液晶
というものが使われているらしいです。

様々な方式がある電子ペーパー

電気泳動方式

コレステリック液晶

ざっくり要約なので違ったら教えてください(´･ω･`)

話が逸れましたが、インクと名乗るだけあって
文字の表示は非常に綺麗です。

小さい粒が光っているスマホの液晶と違って
色が浮き出ているわけですから見え方が違うのは当然です。

初期設定から使用まで

電源を入れて少しすると初期設定が始まります。

使用言語を選択します。

内部での初期設定が始まり、勝手にようこそ画面へ移行します。

まず最初にWi-Fiの設定です。

勝手に周辺のネットワークを検索するので
自分の家若しくはスマホのテザリングを使って
インターネットに繋げてあげましょう。

3G、4Gモデルを購入された方にはこういうのは出ないのかな？

白黒の画面にキーボードが出るのでWi-Fiのパスワードを入力します。
画面への反映は遅めですが、ササッと入力しても追尾はしてくれるようです。

Wi-Fiに繋がるとAmazonに接続して、本体のアクティベートが始まります。

驚いたことにいきなり名前を呼ばれます。

あれ、Amazonのアカウント情報入力してませんが･･･

どうやら購入と同時にシリアルがアマゾンのアカウントに紐付けられて
それを元に個人を特定してくるようです。

中古として売る場合は登録の解除をしましょう

メルカリやヤフオクで中古で売るときには「登録の解除」をしないと
本体初期化をしても、次回Wi-Fi接続時に「こんにちは〇〇さん」と
名前バレしてしまいますね^w^

後述しますが、
自分が購入した本なんかも見られてしまうので注意しましょう！

最後に簡単なチュートリアルが出てきて初期設定完了です。

後は、初めての動作をしたときに1度だけ説明が出てきます。

アカウントが最初から紐付いているのでiPhoneで見ていた本が
コレクションに最初から表示されています。

本をタップして、端末にダウンロードしておかないと
実際に読むことは出来ません。

端末を購入して、初期設定をしてOK！で家を出発してしまうと
本の表紙しか見れない残念な事になるので注意しましょう。

肝心の見え方はこんな感じ！

画面の表示具合

iPhoneXで見るよりも格段に大きく見られます。
それでいてiPhoneと同じくらいの重さです(両機ケース重含む)

残像問題

ここで残念な点をひとつ。

E inkの特性といえばそれまでなのかもしれませんが
前回表示されていた内容次第では次のページに残ります。

これは本のせいではなく、端末のせいです。
著者にクレーム入れてはいけません。

白黒→灰色か灰色→白の時に残るイメージですね。
そこまでクッキリではないのですが、気にならないといえば嘘になる感じです。

写真では見えにくいですが、真っ白画面のはずなのに
薄らと灰色の模様が残っているのがお分かり頂けるでしょうか？

本なら問題無いのですが、漫画だとどうしても残ります。
その辺は購入するなら覚悟しておきましょう。

旧モデルは残像が残らないというレビューがあったので
ファームウエアの更新により解消されるかもしれません。

また、バッテリー消費を抑えるためか
スペックは最低限のため、大きいファイルサイズの物になると
ページの切り替えにモタつきが出てきます。
(※200MB程度のPDF、mobiにて検証)

ケース(カバー)選び

最後に、ケースも合わせて購入したので紹介

スマートだし、スリープも勝手に入れてくれるので非常に有り難いです。

ただ、何もしないと手が滑って落とすので、
裏側にバンカーリング(スマホリング)を貼り付ける方が居るようで、
自分も右へ倣えで貼り付けようと思っていたのですが･･･

画面左半分をタッチでページ送り(進み)なんですよねこれ。

事前情報で調べて知っていたにも関わらず、
ケース選択時にテンションが上がるあまりにすっかり失念しておりました。

左をタッチということは必然的に端末の左側を持つわけで、
ケースのフタ部分は左長辺を返して裏側へ回ります。
そして隠れるバンカーリング(´･ω･`)

フタの裏側にリングを貼り付けるなんて、
閉めたときに画面とリングで大惨事になるのでもちろん出来ません。

ケースとフタの繋ぎ目を握る形で持つわけですから
フタの裏側に指を回すなんて器用な事もできません。

さて、これから届くバンカーリングさんをどう使おうか･･･

ちなみにPDFを読み込ませると右タッチでページ送りになります。
なぜ一緒にしないし。

何はともあれ、これから長い付き合いになりそうなKindleさん。
さー、アマゾンにどんどんお金を落とすぞｗ

まとめ

良い点

• 画面が大きく、E inkにより文字が見やすい(目が痛くならない)
• 端末の大きさに見合わぬ軽さで長時間の読書でも疲れない
• 読書特化端末のため、バッテリーの持ちが良い
• 水機能追加により、使用場所が広がった
• 家では到底保管出来ない量の本を持ち運べる

気になる点

• スマホとは別に持ち歩く必要があるため、荷物が増える
• 表示内容によっては残像が残り見づらい事がある
• 扱う書籍ファイルによってはもっさりする事がある
• 通常の書籍とPDF等の外部ファイルでページ送りのボタンが逆
• イラストがモノクロになってしまう

良い点、気になる点をざっくりと纏めたので
それぞれを天秤にかけて、自分が良いと思えれば購入しましょう！

少なからず自分は今のところ後悔はしてません(´∀｀)

本記事で紹介した物